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ヨーロッパ、アメリカから始まった環境保護の考え方は、塗料・インク業界において無溶剤化の動きを促進させました。
有機溶剤が他の業界に比し圧倒的に多く使用され、環境への影響が大きく取り沙汰されていた
塗料・インク業界においてこの数年は此れまでの取り組みの成果が急速に事業化されてきています。
一例として、水性化や、天然油脂の使用であり、且つ反応性を有する植物性油脂を使う方法です。
植物性油脂の中には、反応性のある組成分があり、有効な原料となっております。
この流れの中で、多くの植物性油脂の使用と併行し、
もう一つの環境保護の考え方として、使用済み油の再利用があります。
ある程度迄の使用を経た植物性油脂はまだ反応性を有しており、
塗料・インク業界で充分使用可能な物が、
一般家庭・学校給食・レストラン・食品工場等の使用済みの油の中に含まれております。
これらを使用することは約四半世紀以上前から行われてきておりましたが
近年、技術的な確立と環境保護への認識が高まってきたことが相まって、
急速に使用済み植物油の有効利用が高まってまいりました。
当社の”使用済み植物油の再生事業”はこうした流れの中で生まれたもので、
当社は今後も環境保護への責任を確かな技術の下で果たして行きたいと考えております。